簿記の基本(1)

今回から、簿記の本題に入っていきます。

簿記とは・・・なんていう定義やらなんやらは試験には関係ないので、書きません。商業簿記の問題を解くにあたって最も大切なことは前にも書きましたが、

仕訳を理解すること

です。これは本当に大切です。
簿記を初めて勉強する方はまず仕訳を理解することに重点を置くことをオススメします。市販のテキストには総勘定元帳や転記など訳の分からないことが書いてありますが、そこはあまり気にせずに、仕訳を勉強しましょう。

例:B商店に商品¥300,000を掛けで売り上げた。

この問題文に対しての仕訳は

(借)売掛金300,000 |(貸)売上300,000

となります。
左側は借方(かりかた)、右側は貸方(かしかた)といいます。簿記のルールとして必ず左右の合計数字が一致します。上の例も300,000で右左が一致しています。
右左どっちが借方か貸方か混乱すると思いますが、「貸借」という言葉の並びの逆と覚えるというのはどうでしょうか。

上の例にある「売掛金」「売上」は勘定科目といい、他には「仕入」「買掛金」「現金」「減価償却費」などいろいろあります。用はお金が何に使われたかを表し、種類別に整理してまとめるためのラベルのようなものです。

例えば1年間のうちに
(借)売掛金300,000 |(貸)売上300,000
(借)現金50,000 |(貸)売上50,000
という二つの取引があったとすれば、この取引は年度末には
(借)売掛金300,000 |(貸)売上350,000
(借)現金50,000
とまとめることができます。
本試験問題も一つ一つの仕訳をまとめて、精算表や貸借対照表などに記入していきますので、仕訳がわからないことには始まりません。

というわけで仕訳が重要であるというわけです。