火災による処理

火災にあって固定資産がパァになってしまった場合も除却などと同じような考え方をします。保険に入っていた場合は「火災未決算」という勘定科目を使います。

例題で見てみましょう。

例:9/30火災により当社所有の建物(原価¥4,000,000 減価償却累計額¥1,500,000 定額法 残存価格10% 耐用年数15年)が焼失した。なおこの建物には保険が掛けられている。当社は年1回、3月末決算である。

(借) 減価償却累計額 1,440,000 |(貸) 建物 4,000,000
  減価償却費 120,000
  火災未決算 2,440,000

となります。

この時点では「~損」は出ません。保険会社から支払い決定の連絡があったときに出します。
例:11/1保険会社より保険金¥2,000,000を支払う旨の連絡があった。

(借) 未収金 2,000,000 |(貸) 火災未決算 2,440,000
  火災損失 440,000

となります。借方の「未収金」に注目です。保険会社からは支払うとの連絡があっただけですので、まだお金自体は手元に来ていません。