指図書別原価計算表

この原価計算は個別原価計算と呼ばれるものです。製品一つごとに原価を把握していきます。計算は簡単です。ポイントをあえて挙げるなら、表への書き込み方です。これも対策は問題をこなすということです。

まずこれから様々な原価計算をやるわけですが、多くの原価計算では月ごとに原価を把握することが多くなります。よって商業簿記では「期首」とか「期末」とか言っていたのを、月単位で「月初」「月末」とすることが多いです。

計算は足し算ですので、例題と解答を見ながら、理解していってください。
また工業簿記の問題では勘定記入をさせるものもが出題されます。
勘定記入については商業簿記の勘定記入の回で説明したとおりです。工業簿記では主に

このような勘定記入のプロセス

を理解していれば大丈夫です。

例:
製造番号#101
作業開始 6/15 完成 7/15 引渡し7/29
月初仕掛品 30,000 材料費 40,000 労務費 39,000 製造間接費 42,000
製造番号#102
作業開始 7/1 完成 7/30 引渡し -
材料費 74,000 労務費 49,000 製造間接費 40,000
製造番号#103
作業開始 7/8 完成 - 引渡し -
材料費 39,000 労務費 21,000 製造間接費 27,000

7月の原価計算表を完成させなさい。

答えはこちら

7月の原価計算表なので、6月中に作業した原価分は月初仕掛品となり、7月中に完成しなかったものは月末仕掛品となります。

またこの答えを各勘定に記入すると、
こうなります。
このような練習も普段からやっておくと、いい訓練になります。