工簿の仕訳(3)

経費の仕訳
経費も直接経費と間接経費があります。経費は主に工場全体に関わる費用です。会社全体に関わる一般管理費との区別が必要です。

例:外注加工賃として¥400,000を掛で支払った。当月の経費を計上する。工場の年間減価償却は¥480,000である。

(借) 仕掛品 400,000 |(貸) 買掛金 400,000
製造間接費 40,000 減価償却累計額 40,000

工業簿記の場合、費用は最終的に「仕掛品」と「製造間接費」に分けますので、減価償却費は「製造間接費」として計上します。

経費の問題では何が直接経費で、何が間接経費なのかを覚える必要があります。大変そうですが、簡単です。
直接経費は外注加工賃のみ、間接経費はそれ以外の費用です。
もちろん補助材料や工具消耗品は間接材料ですので、間接経費ではありません。

最後に製品が完成してから売り上げるまでの仕訳を紹介します。
製品完成
(借)製品XXX |(貸)仕掛品XXX
仕掛品が減って、製品が増えます。

売上
(借)売掛金XXX |(貸)売上XXX
(借)売上原価XXX |(貸)製品XXX
売った製品は売上原価に振り替えます。