工簿の仕訳(2)

賃金の仕訳
例:1.月初。前月未払い賃金¥140,000の再振替仕訳をする。
2.賃金¥550,000を支払った。
3.当月の直接工の直接作業時間500時間、間接作業時間80時間、消費賃率@¥350
間接工の消費額¥340,000であった。
4.当月未払い賃金¥133,000を見越し計上する。

1: (借) 未払賃金 140,000 |(貸) 賃金・給料 140,000
2: (借) 賃金・給料 550,000 |(貸) 現金 550,000
3: (借) 仕掛品 175,000 |(貸) 賃金・給料 543,000
製造間接費 368,000
4: (借) 賃金・給料 133,000 |(貸) 未払賃金 133,000

賃金の計算では直接工の直接作業を「仕掛品」、間接工と直接工の間接作業を「製造間接費」にします。

賃金の計算では次のような聞かれ方もします。上と同じ条件で

例:前月の未払い賃金¥140,000 当月支払い賃金¥550,000 当月未払い賃金¥133,000
であるとき、当月の発生賃金を求めよ。

答:¥543,000

まず当月発生した賃金と当月支払った賃金は違います。当月支払った賃金には前月の未払い分も含まれています。一方で当然ですが、当月未払い分は含まれていません。
言葉の意味を理解すると計算方法も理解できます。よって
当月発生した賃金=当月支払い額 - 前月未払い + 当月未払い
になります。