委託・受託販売(3)

今度は受託側の処理です。
前に使った例で見てみましょう。

例:6/15 商品¥300,000を委託販売のためB社に発送した。発送時の諸経費¥10,000は現金で支払った。
6/30 B社より以下の仕切清算書が送られてきた。

売上高          420,000
諸掛
 引取費 2,000
 保管料  5,500
 発送費  4,200  
 手数料  42,000  53,700
 手取金         366,300
諸掛は全て現金払い、売上は掛で行なったとします。

受託者が関係するのは商品を引き取ってからです。
ですので、6/15は関係ありません。
受託販売の仕訳ではお金の出入り、収益費用、資産負債の発生の相手科目を全て「受託販売」とすれば、大丈夫です。ちょっと乱暴な覚え方ですが、

商品引取時
(借)受託販売 2,000|(貸)現金 2,000
保管時
(借)受託販売 5,500|(貸)現金 5,500
売上時
(借)売掛金 420,00|(貸)受託販売 420,000
発送時
(借)受託販売 4,200|(貸)現金 4,200
手数料計上時
(借)受託販売 42,000|(貸)受取手数料 42,000
手取金送金時
(借)受託販売 366,300|(貸)現金 366,300

「受託販売」を全て足すと、きれいさっぱり相殺されます。

ちなみに荷為替を引き受けたときは
(借)受託販売 XXX|(貸)支払手形 XXX
となり、その分送金する手取金が少なくなります。