勘定記入

試験では多くないですが、勘定記入をさせる問題もあります。また商業簿記だけでなく工業簿記でもそのような問題がありますので、一応記入の仕方を覚えておいたほうがいいでしょう。

まずこの図を見てください。

これが現金勘定です。図のタイトルを変えればそれぞれの勘定になります。現金勘定では左側(借方)に記入することで現金を増やします。そして増えた原因を記入します。この図では6/30に¥10,000が売上によって増えたということを表しています。前月からの繰越は当月分に入れ、当月分の額が増えたということなので、この場合では借方に書きます。次月繰越は貸借の差で求めます。

現金の場合は、借方に書いたものが増えた項目でした。これは仕訳と同じ感覚です。仕訳では現金が増えた場合、
(借)現金 XXX|(貸)XXX XXX
と書きます。また貸借対照表では借方に現金の項目があります。
こう考えると、売上勘定の記入も出来るでしょう。売上は
(借)XXX XXX|(貸)売上 XXX
ですので、貸方に書いたものが増えた項目となります。

各勘定間での関係も紹介します。
例えば¥10,000を現金で売り上げた場合、現金勘定では先ほどの例のとおりです。売上勘定では、売上が現金により増えたので貸方に書きます。
こう順序立ててやることはとても重要ですが、慣れてきたらある程度機械的に処理すると楽です。
この例では6/30の取引を売上勘定で表す場合、勘定と貸借を逆にすると正しい記入になります。

このやり方は工業簿記での勘定記入でももちろん使えます。