利益準備金

利益準備金に関して、法律上利益の最低限度額を利益準備金として積み立てなければならないとされています。試験では、よくこの利益準備金の最低積立限度額を計算させる問題が出題されます。

ぜひともこの計算方法をマスターしてください。

1. 資本金×1/4 - 利益・資本準備金
2. 配当金×1/10
1,2,のいずれか少ない方

を利益準備金の積立額とします。ちなみに問題で任意積立金などの金額も与えられることがありますが、この計算には全く関係ありませんので注意してください。

試験では繰越利益剰余金を書かせる設問もあります。意外と出題されるので、利益準備金の計算とともに例題を使って書き方をマスターしましょう。

例:株主総会で次のように繰越利益を処分された。
配当金¥500,000  任意積立金¥250,000 利益準備金(会社法の定める最低額)

なお前期の繰越利益剰余金残高は¥550,000の貸方残、資本金は¥4,000,000、資本準備金¥300,000、利益準備金¥450,000、当期純利益は¥400,000である。

解答はこちら

「繰越利益剰余金」勘定は貸方発生で額を増やします。これをおさえた上であとは他の勘定科目と同じように記入します。
当期積立の利益準備金は
4,000,000÷4-300,000-450,000=250,000
500,000÷10=50,000
よって50,000