利息の計算(2)

利息の見越し

利息の問題では利払い日と決算日が異なる場合には、利息を見越し計上する必要があります。
ですので、問題文の頭に書いてある年度は何月から何月までかということを必ずチェックしましょう。

利払い日と決算日が異なる場合。
例:B社の社債 額面¥5,000,000 利率年3% 利払い日(3月末、9月末)当社の決算は12月末である。

この場合、12月末の決算整理では、前回の利払い(9月末)から12月末までの受け取り利息分を月割りで計算する必要があります。

B社の社債1年間の利息は5,000,000×0.03=150,000
1年間で¥150,000の利息をもらえるのですから、3月末と9月末にはそれぞれ半分ずつの¥75,000もらえます。
前回の利払い(9月末)から12月末までは10,11,12と3ヵ月ありますので、3ヵ月分の利息を計上するのです。しかしこの3ヵ月分の利息を今すぐくれといっても、それは無茶ですので現金はもらわず、収益としてのみ計上します。現金は次の利払い日である3月末に半年分まとめてもらいます。よって仕訳は
(借)未収利息 37,500|(貸)有価証券利息 37,500

復習。会社側の未経過利息の処理は
(借)社債利息 37,500|(貸)未払利息 37,500
でした。
「未収利息」は貸借対照表の借方「未払利息」は貸方にでてきます。二つの仕訳はともに「未収利息」「未払利息」が増えたことを表すので、仕訳の貸借どちらに書けばよいかわかると思います。

またどちらとも翌期首には再振替仕訳
(借)有価証券利息 37,500|(貸)未収利息 37,500
をやります。