仕損(2)

前回は仕損の問題で両者負担の平均法をやりました。
では先入先出法の場合もやってみましょう。

例:月初150kg(0.6) 当月投入2,250kg 完成2,000kg 仕損100kg(0.3) 月末300kg(0.4)

月初 材料費¥131,000 加工費¥281,200
当月 材料費¥565,450 加工費¥1,487,990

材料は全て始点投入、原価の配分は先入先出法による。
完成品及び月末仕掛品の原価を求めよ。

答え:完成品¥2,298,780 月末原価¥166,860

解説はこちら

どうでしょう。原価計算もやり慣れてくれば点取り問題です。重要なのはメモ書きのボックス図に正確に条件を書くということです。これで問題も半分以上は決まったといってもいいでしょう。

上の例題では両者負担の場合を取り上げましたが、完成品のみ負担もやっておきましょう。

こっちの方が計算が楽です。最初に月末仕掛品の原価を求めます。そして投入総原価から月末原価を控除すれば完成品の原価が仕損分を負担した状態で求められます。

例:月初150kg(0.6) 当月投入2,250kg 完成2,000kg 仕損100kg(0.5) 月末300kg(0.4)

月初 材料費¥131,000 加工費¥281,200
当月 材料費¥564,750 加工費¥1,487,200

材料は全て始点投入、原価の配分は先入先出法による。
完成品及び月末仕掛品の原価を求めよ。

答え:完成品¥2,464,150 月末原価¥161,100

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