一発合格の試験対策

日商簿記2級に合格するために計算力、数学力はあまり重要ではありません。私が思うにもっとも重要なのが読解力です。
与えられた条件をいかに正確に読み取るかが重要です。

ではどのような出題がされるのでしょうか。見ていきましょう。

大問1は仕訳の問題です。
この仕訳ではもちろん個別の取引に対して必要な仕訳の知識が問われますが、問題文の頭に勘定科目はこの中から使いなさいという指示がありますので、ある程度のヒントになります。
この仕訳はぜひとも8割以上は得点したいところです。問題はどれも基本的なものばかりです。中には少し応用問題もありますが、あっても1,2題です。その問題もある程度の推測で解けるようなレベルです。

大問2は伝票会計と帳簿組織の問題などです。
ここは点取り問題ですので、ケアレスミスをしないように注意し、高得点を取りましょう。
過去問で問題の形式に触れ、帳簿記入の仕方をしっかりと覚えれば問題ありません。
主に表の様式を理解することが出来れば、得点できます。
はじめて見る様式でもある程度の推測でかけますし、部分点もあります。
とはいっても試験ではじめて見るといったことは極力避けるよう普段から伝票や帳簿、特に帳簿組織の理解はしておきたいものです。

大問3は精算表や損益計算書などの作成を問う総合問題です。
一応総合問題という形式ですが、必要なことは個別の仕訳の理解です。その仕訳を理解した上で正しく解答を答案用紙に書き込んでいくだけですので、恐れるに足りません。
多くの仕訳をし、それを最後にまとめて表に記入するため、メモ書きは絶対にしなければなりません。またそうすることにより、見直しの効率も上がります。

あと全体的にいえることですが、メモ書きは自分が読めればいのできれいに書く必要はありませんが、整理して書くことをオススメします。意外と全部問題を解き終わった後は、メモ書きの詳しいところまでは覚えていないものです。間違いが発覚してもどこにメモ書きをしたのかわからない、何でこのようなメモ書きをしたのかわからないなどのことが起こり得るため、メモは自分で分かる以上に整理して書きましょう。またメモ書きもある程度自分でルールを作り、毎回書く様式を同じにして書きましょう。

大問4は工業簿記から勘定記入、仕訳、CVP分析などです。
大問4はこれといって出題形式が固定化されていない箇所です。しかし、何がでるかわかけないということではなく、工業簿記の各単元の基本的な理解があれば解けます。
特に注意したいのが、勘定記入と仕訳です。どちらも原価計算の勉強などでおろそかになりがち、またはあまり重要でないと思いがちですが、よく狙われる箇所でもあります。仕訳も勘定記入も原価計算の理解と繋がっている所も多くありますので、ぜひマスターしましょう。

大問5は主に原価計算の問題です。ときには製造間接費の部門配賦やCVP分析もでます。
これも固定化されていないと見ていいでしょう。
原価計算はいかに正しいメモ書きをするかです。正しく書ければ得点の半分は取ったようなものです。総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算、各単元をしっかりやりましょう。また仕損の問題や、総合原価計算の中でも等級別や工程別など少しややこしいところもありますので、数多く問題に触れて解き方、計算手順などをマスターするようにしましょう。
このサイトでも原価計算については実践的な例題を載せていますので、これを解くだけでも少しは違うと思います。ぜひやってみてください。